ヤドカリおじさん『稲垣尚友』岡山で語る

父の大親友、ヤドカリおじさんこと“稲垣尚友”が久々に岡山に来てくれて、楽しいお話会をしてくれた。
なぜヤドカリおじさんかと言うと、トラックの後ろに家を作って旅をしているから。
尚は『トラックマンション』と呼んでいるけど、小さかったうちの娘たちが『ヤドカリおじさん』とネーミング。
82歳になり、癌も患ったのに復活!すっごく元気に活動再開❣️
尚より8年長く生きた先輩の大江さんが、尚に会って第一声が『フェイスがイイ』だった。
やっぱり顔に出るんだよね。と納得。お話会の後の打ち上げでも、わが家に泊まった翌日も、尚の語りは続く。どの話も尚の好奇心と探究心と洞察力の賜物で、その知的でチャーミングな捉え方がやっぱり尚ならではだった。トカラ列島の平島に魅了され、島で暮らし、子どもを育て、カゴ編み職人として旅をして、30冊余りの執筆物があるツワモノ。離れてからも愛してやまない平島について、この度とうとう『大辞典』を書き上げてしまった。
60年かけて書き上げたこの大辞典をわが家はゲット!!ページをめくると、深く深く島を人を愛する優しい尚の眼差しを感じる。愛の結晶大辞典✨だね。

『尚にとってペンである様に、私にとってはそれが三味線で、レイヤにとってはカメラ。これからの人生でそれらの道具を使ってどう追求し、表現していくか?もうそれは楽しみでしかないよね』と、今朝レイヤと熱く語り合った。

今回お話会に来てくれた友達の久美ちゃんが『尚から生きていく力をもらった』と言っていた。
激しく同感💓
生きるのは楽しくて切なくてまだまだ面白い。こんな人にも出会えるのだから。