沖縄へ✈️
今回、パートナー嶺也の撮影に同行し、40年振りの沖縄に来ています。
奄美に住んでいた時は何度も来ていたけど、とんとご無沙汰だった。今回、久米島にある福島の保養施設『沖縄球美の里』の視察と交流というのが私の大きな目的でもあるけど、平和祈念公園、ひめゆり平和祈念資料館、ガマ、対馬丸記念館。。。と戦争の爪痕を物語る場所へも行く計画に。ところが、戦争は過去のことではない!と言うリアルな沖縄の実態に早くも遭遇してしまった。

到着早々レンタカーで名護市辺野古へ直行。どこを歩いても目につく威圧的なフェンスとロボットのような警備員たち。テイケイとアルソックから派遣されて来ているとのことだけど、警備員だけで1日2千万円‼️とんでもない多額のお金が私達の税金から支払われているそう。
翌日『座り込み』に参加。辺野古の米軍新基地建設の為に大量に土砂が運び込まれる現場で、トラック搬入の阻止をする為に毎日毎日座り込み行動が行われている。ここだけではなく、海側からはカヌー隊や船で、計5ヶ所で抗議行動を1日3回(10時、12時、15時)トラック搬入時間に合わせて行われているという。
警備員がズラーっと並ぶ前に座り込む反対派。「沖縄は諦めない」「工事をやめろ」と、プラカードを手に座り込んでは機動隊に排除され、資材を積んだ100台以上のミキサー車やトラックがゲート内に次々に土砂を運び入れていく。
毎日来ているという隣町のおじいちゃん。『私はくやしくてたまらんのよ』と涙ぐむおばあ。85歳という年で杖をつきながらバスに乗り1時間かけて抗議行動に毎週参加するご高齢の方も。
この日は東京、神奈川、石川、大阪から参加者がきていた。平日と言うことで子どもは8歳の夜迦だけ。
夜迦の隣のおっちゃんは東京の青山で不動産業を営む社長。週2回辺野古へ通っていると言う。
みんなで声をあげて沖縄の海を守ることに必死になってになって戦っている。
基地問題は沖縄だけの問題じゃない。福島の原発事故だって、水俣だって、本当は全国民が怒らないといけないはず。
いつも相手は巨大な利権が絡んだ大企業と国という組織。民衆の声は小さい。でも抗い続けることの意味は大きい。沖縄の青い空の下、美しすぎる海が破壊されていくのをただ悲しんでるだけではダメなんだよね。。。と声をあげるおばあやおじいを見て感じた。




