何とぎっしりな1日❣️
尊敬する外川さんの紹介で、人権フェスタわけへ。「岡山を歩いた箱廻しと人権」と題して行われた公演回。徳島で江戸時代から伝わる「阿波木偶(でこ)箱まわし」と呼ばれる伝統芸を見せて頂きました。
「阿波木偶箱まわし保存会」の顧問である辻本一英さんのお話は圧巻でした。素晴らしい伝統芸能の裏に、とてつもない被差別部落への差別があり、今もなおその厳しい現実と向き合い発信を続ける辻本さん達の姿勢には、ただただ感動しかありませんでした。
いつの日か徳島の『阿波木偶箱まわし伝承館』行きたい!という強い思いが芽生えました。
帰路に向かう途中、前から気になっていた永瀬清子さんの生家へ立ち寄りました。
質素な佇まいのお家や、お庭。五右衛門風呂、かまどなどまるでわたしの育った奄美のコミューンの様で、親近感が湧きました。彼女の詩はそれほど多く読んでいませんが、ここでの暮らしからあの数々の詩が生まれたのかと思うと、何だか嬉しくなります。
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夜は総社・シネまるむすびでドキュメタリー映画『生きて、生きて、生きろ。』の上映会へ。
毎年保養を続けていると、『13年も経ってるのにまだ保養は必要なんですか?』と言われることがある。
福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。若者の自殺率や児童虐待も増加。喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちの重く、でもとても大切な記録。
日々過ぎていく日常の中に、とてつもなく大切なものが散りばめられている。
少しでもキャッチできたらいいけど、つい忙しい毎日に流されていく。
でも昨日は本当にいい1日だった。