『石の島』として日本遺産にも認定されている笠岡諸島、『北木島』へ行ってきました。
その名の通り石だらけ‼️まさにこの石で栄えた島なのです。
笠岡の港からフェリーで1時間。楽しい船員さんが【立ち入り禁止】の屋上デッキに案内してくれなんと楽しい船旅でも土曜日だと言うのに下船は私たちファミリーのみ。
まずストーンミュージアムへ。石の島の歴史を写真パネルや様々な展示物で知る。そしてランチを頂き、レンタル自転車で島をサイクリング。
風が気持ちよく最高のお天気の中石切り場跡(丁場湖)へ移動。断崖絶壁に足がすくむ。。そこで今回の旅の目的、民謡『石切唄』を聞かせてもらう。
この仕事唄を唄ってみたいなぁ。。と言う思いからここまで来てしまいました。
北木島の丁場では、かつて石切唄という作業歌が歌われていたそう。石切の仕事は朝から晩まで長時間にわたり、また真夏の炎天下や冬の凍てつくような寒風の中で行う重労働。石工たちは、この唄を歌いあうことで辛さや厳しさを紛らわし、この唄にテンポを合わせることによって作業能率が向上したと言われています。
この島が栄えた頃にみんなに親しまれた映画館で映像を見せてもらい、村を散策。まるでタイムスリップ。
陽気な船乗りさん、島カフェのおばちゃん、出稼ぎに来ているベトナムの青年、古い映画館を守るおばちゃん、移住して公民館に勤める青年、石切唄保存会の会長さん、宮城からキリスト教の教えを広めに来ているおじちゃん達。
沢山の言葉を交わし、唄の生まれた背景を知る。いい旅だった。