海を超えて遠くはるばるフィンランドから三味線の生徒さんが岡山まで来てくれました
フィンランドのシベリウスアカデミアのグローバルミュージック学科在籍の彼。
台湾出身のプロの津軽三味線奏者でもあります。

YouTubeで私を見つけて来てくれて、弾き語りを習いたい!と。オンラインで唄を教えています。
それにしても便利な世の中ですね〜✨✨
フィンランドに居ながら日本の音楽が習えるなんて。
小さなパソコンの中でしか繋がっていなかった彼と実際にこうして会えるのは、とっても嬉しいものです❣️
彼は日本語、英語、中国語(台湾語)がペラペラ。三味線もとっても上手で、津軽三味線、日本民謡を自分の独自のセンスで世界へ発信しています。
まだまだ日本の音楽の世界は堅苦しいもの。
〇〇協会や〇〇保存会に所属しないと民謡の大会に出る権利が得られない。。とか、〇〇流所属や名取制度、家元制度。。。本当に音楽の世界にそれは必要なのかなぁ?
私は16歳から日本の音楽に魅了され、関わって来ましたが、ロックやレゲーとコラボしたらもちろん怒られ、内緒で練習をして内緒でライヴに出て。。。見つかったら破門です(まー夫が師匠だったので破門ではなく離婚かぁ。。ジョーダンだけど。。。)
民謡や三味線は庶民の音楽。生活の中で唄われ育まれ今に伝わって来た『フォークソング』❣️
そんな民謡を堅苦しいお家制度なんかで固めて何かの真似事でしかない。囲いで守り形が崩されたくない。。。と怯えていたら若い人たちは関心を持たずに日本の唄や伝統芸能は廃れゆく未来。実際に日本の数ある民謡協会の若人率は減る一方。私も所属していた10代、20代はシステムが堅苦しくウンザリしていました。こんなにカッコイイ芸能なのに。。。勿体無い。

誰に文句を言われても、どんな風に表現してもいいじゃん!と今は自由なスタイルでやっています。沢山の方がライヴに来てくださり、応援してくれる。腕が勝負!音を楽しむ❣️それが全て。
海を渡って来てくれた頼もしい29歳の青年、これからも遠い異国の大陸で、三味線の音を響かせて下さい。そして日本の民謡を唄ってね。
※訳あって彼の写真は公表できませんが。。。
