TSUGARU SHAMISEN
雪深い日本の北端で、盲目の旅芸人たちが大成させたその音色
力強く圧倒的な重低音と、多彩で澄んだ高音は現代人をも魅了してやまない
その津軽三味線奏者として、第一線で活躍する芸歴25年のアーティスト「蝦名宇摩」
日本各地に伝わる民謡の弾きかたりから、現代音楽にも通じる技巧的な独奏曲まで
津軽三味線の魅力を余すところなくお届けします
PROFILE
演奏の特徴
「蝦名宇摩」のライブでは、津軽三味線だけでなく様々な和楽器も同時に楽します
竹でつくられた、日本の伝統的な管楽器である「尺八」
「三線」と呼ばれる弦楽器を用いた、日本の南方の島々の民謡の弾語り
さらに、2人の娘による唄や太鼓、鈴が加わり、一座で華やかなオーケストラを奏でます
Tsugaru Shamisen
津軽三味線は、津軽地方(現在の青森県西部)で成立した三弦の弦楽器。民謡伴奏に用いられる他、現代においては独奏でも演奏されている。撥を叩きつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲に特徴がある。
Shakuhachi
尺八とは、竹でつくられた日本を代表する木管楽器である。竹を切って節を抜き、5つの穴を開けただけの単純な縦笛であるが、約3オクターブの音階を出すことができる。また特殊な技巧によって、風の音や小鳥のさえずりのような自然界の音色を表現できる。
Sanshin
日本の南方海上に位置する沖縄は、透き通った海に囲まれた160の島々からなる。かつては王国として栄えたこの地では、落ち着いた三線の音色にのせてゆったりと歌われる沖縄民謡が歌い継がれてきた。いまでも島民の生活にとって、三線はなくてはならない存在だ。
日本での演奏実績
20年あまりのプロライフの中でこなしたライブは、1000本以上。
弾語りによるワンマンショーをはじめ、ファミリーでのオーケストラ、
舞踏や和太鼓、馬頭琴やバイオリンなど、様々なアーティストたちとのセッションも積極的に実施。
また演奏だけでなく、三味線や太鼓を体験できる和楽器ワークショップや
福島の放射能災害の現状を伝える講演会も実施しています。