
私が必ずライヴで唄う『竹田の子守唄』。京都に伝わるとても大好きな唄なのですが、民謡を修業していた20年間、一度も聞いたことがなかった。
五木の子守唄は楽譜や民謡全集などに載っているのに、竹田の子守唄はまったく。
この唄は被差別部落に伝わる守り子歌が元になっていると言われています。
まるで腫れ物に触るようにあつかい、いつしか『放送禁止歌』のレッテル貼り。なかなか耳にすることがなかった理由はそんな背景がある。
明治から昭和にかけ、貧しさの中で子守奉公に出された幼い少女が生活の苦しさを節にのせた唄は切なく心に響きます。
この度、この唄が生まれた土地に招かれました。そして、原型である『元唄』を唄って欲しいと。
部落解放同盟府連合会の女性らが差別をなくすために唄い継いできたこの元唄を、三味線にのせて「どしたいこりゃきこえたか」と唄わせていただきます♫
お近くの方,ぜひ💓
日時
令和6年2月17日(土曜日) 午後1時~午後4時(※開場 午後0時30分~)
場所
深草支所4階会議室(〒612-0861 京都市伏見区深草向畑町93-1)
テーマ
「人権文化のまちをひとりひとりの心から」
内容
第1部 人権の集いからのメッセージ
年間テーマ「創り出そう、誰ひとり取り残さない社会を!」に基づくこれまでの活動報告
第2部 記念公演
奄美から津軽、再び奄美へ、民衆の唄に魅せられて
― 自分らしく生きることを求め続けて ―
出演:蝦名 宇摩(えびな うま)
https://www.city.kyoto.lg.jp/fushimi/page/0000320655.html
