島根にある「愛真高等学校」は、これからの時代にぴったり 〜生きる力、自分に向き合う力が養われる環境〜

週末は一泊二日で、島根にあるキリスト教の愛真高等学校の文化祭へ姪っ子に会いに行って来ました。

話には聞いていたけど、本当に素敵な学校!! 衣食住を大切にしていて、学生自ら三度の食事を作り、畑を耕し、肥え汲みまでし、藍を育てて服を染め、石窯で朝食用のパンを焼く。テレビ、携帯、パソコンはタブー。たま〜にの親への電話は公衆電話からなんて今時なかなかないよなぁ。コンビニまで行こうと思ったら山道を30分歩く! 修道院!?なんてストイックな暮らし・・・と思いきや、学生たちは音楽をこよなく愛し、仲間を大切にし、笑ったり泣いたりしながらキラキラと生きていました。 姪っ子も3年間でぐーんと成長しました!こんな学校に私も行きたかったなぁ。。。。

高校を卒業をしたらみんな当たり前のように進学したり、就職するけど、愛真の卒業生は旅に出たり、いろんな経験をまず積んでから道を選んでいく子も多く。先輩たちがそんな生き方をしているから、下級生たちもいろんな生き方、選択肢があるんだなぁと身近で感じながら、将来に向かって進んでいくことができるようで、それも素敵だなぁと思います。

情報過多なこの時代に、高校の3年間という一番多感な時期を、外界からほどよくシャットアウトさせて自分に向き合う時間にする。愛真では、「沈黙の時間」といって一日のうち数時間は誰とも話してはいけない時間もあるみたい。姪っ子の海音いはく、この時間がすっごく自分の中で大切な時間なんだって。これって、形をかえた瞑想ですよね。

衣食住を自分で整えることで確かな「生きる力(いざとなれば自分1人で生きていくことができる力)」と、自分に向き合う力。あらゆるものごとがめまぐるしいスピードで変化し、先の見えぬ混沌の時代に対して、この力は人生にとって多いな糧になると思います。
私の娘たちも入れたいなぁ。(別にキリスト教徒でなくても入学できるみたいです)

愛真高等学校:日本で一番小さい全寮制高校、キリスト教愛真高等学校。1学年28名、全校でも100名足らず。