先週の金曜日は岡山のロイヤルホテルでの演奏と講演会。教員OBの『岡山教弘友の会』の皆さんの総会でした。200人程の元先生方に、小学校中退の私が講師したりして・・・おかしな話だけど。
色々な理由があり登校拒否をしていた奄美での生活についてや、父とのインドの旅、三味線の修行や原発事故、避難、移住、そして今に至る保養活動の話までくどくど聞いていただきました。勿論演奏も。
実はこの様に教師の皆さんに呼ばれることがとても多いのです。学校を辞めた時、当時の校長先生に『改めて登校するつもりなら辞めた学年からです』と言われ『あ〜私はこのまま進学しなければ永久的に学歴小4のままかぁ・・・まぁそんな人生も面白いな』とそんな当時の事を思い出しながら講演をしました。
学歴の関係のない芸の世界で生きているので、今のところ全く困ることはないですけど。今だに小4かぁ。
でも、私がどうしても学校を辞めたいと話したとき、周りの大人たちはみんな反対する中で、唯一母親だけがいいよって言ってくれて、それをみなさんにお話ししたら、多くの方がうんうんってうなずいてくれたことには驚いたなぁ。小学校の先生たちなのに、そういう気持ちには理解がこんなにあるなんて。