『てれやカフェ』にCDを置かせてもらいました

ライヴを何度かさせて頂いた牛窓『てれやカフェ』にCDを置かせてもらいました。ひろしさん、テレサありがと〜

ひろしさんが、ステキな紹介文章も添えてくれました。

てれやでも素晴らしい演奏を披露してくれている蝦名宇摩さん、
ニューアルバム一挙に2枚出来ました!「輪郭」は各地の民謡ひきがたり。
彼女の真っすぐな歌と三味線が
ぐいぐい心を締め付けて来ます。

ジャケットは牛窓の海。心をなでるような色合い。

インナーの文章も音に対する思いがあふれていて素晴らしい。
ちょっと拝借…

「うたい継がれる唄がある
刹那のうちに風に流されようと
時の摩擦に擦りきれようと
生き続ける唄がある
したたる水が石を研ぐように
人の世の輪郭をまとう唄がある

底ぬけた空があたりを覆い
身もだえる雲が立ちこめる
海はなにも語りかけてこない
そんな果てなき虚無を前に
人は唄をうたう

移ろう色彩のなかで
変わらぬのは人の性
孤独を紛らす唄を月明かりに
人はどこまでも螺旋をのぼる」

「げんぱつかぞえうた」は
原発事故をきっかけに避難して来た
蝦名さんが伝えたい唄。

ジャーナルとしての機能を無くした
現代のメディア、流行音楽に
別れを告げて、今一度
人が唄う理由を考えさせてくれます。

どちらも必聴。おすすめです。