山陽新聞にプロジェクトのことが掲載されました 2017.7.9

保養までのこり2週間!
いよいよの大詰めを迎える中で、保養前最後の会議の様子を山陽新聞の大河原さんがまとめてくださいました。
いつも、丁寧な取材に感謝です!

以下に、記事全文を掲載します。

福島の親子招き保養
23日から 今年は9家族26人

瀬戸内市の住民グループ「せとうち交流プロジェクト」は、原発事故後の福島県で暮らす親子に同市内で保養してもらう取り組みを23日から8日間の日程で開く。6年目の今年は9家族26人を招待する。
放射線の影響を気にすることなく、屋外で遊んだり、互いの交流を深めることをなどを狙いに、2012年から毎年夏に開 催。主にインターネットで募集しており、これまで延べ175人を迎えた。
今年も牛窓沖の前島にある啓明学院前島キャンプ(同市牛窓町牛窓)を拠点に実施。海水浴やヨットクルージング、原発問題を考える講演会、参加者が不安や悩みを打ち明ける交流タイムを予定している。講演会は一般も無料で参加可能で、29日午後2時から原発事故後に健康不安を訴える人を診察した医師を講師に同キャンプで行う。
保養事業の運営スタッフ約30人が4日夜、市中央公民館(同市邑久町尾張)に集まり、会合を開催。事業内容とともに、食事や教護といった際の運営方法などを詰めた。
同プロジェクト代表の蝦名宇摩さん(40)は「市民らの継続的な支援のおかげで、続けてきた取り組み。ボランティアや寄付金を募っており、ぜひ手を差し伸べてほしい」と話している。(大河原三恵)

山陽新聞20170709