ライブ映像公開「Andean music / Ayacucho (Peru) music / Work songs of Japan 〜フォルクローレと日本の仕事唄〜」

埼玉ツアーの初日に行なったペルーギターの継承者、笹久保伸さんとのコラボライブの様子をYouTubeにアップしました。

アンデスの大衆民族音楽から、ペルーのアヤクーチョに伝わる民謡、そして秩父や青森の仕事唄を高音質でお届けします。

ライブ映像の内容は、

① 笹久保さんとイルマさんによるペルーのアヤクーチョに伝わる民謡

② 笹久保さんとサンポーニャ の青木さんが奏でたアンデス民族音楽(フォルクローレ)

③ 笹久保さんの弾き語りによる秩父の仕事唄と、津軽三味線とのセッション

④ 津軽木挽唄の尺八と、ギターとサンポーニャとのセッション

です!

笹久保さんの超絶技巧を駆使して奏でられるギターと、アンデス高地特有の甲高い声で歌い上げられるケチュア語の唄、即興的でダイナミックなサンポーニャの音色、必見です!

最後の津軽木挽唄も、笹久保さんと青木さんのおかげでど民謡がすごいオシャレな感じになりました。とても当日のリハーサルにて選曲とアレンジがされたとは思えないクオリティです。

最後に、それぞれのプロフィールを載せておきます。

笹久保 伸(ギタリスト/作曲家)

東京に生まれその後1歳までペルーで過ごす。クラシックギターを学び内外のコンクールにて受賞多数。17歳の時にコスキン音楽祭(アルゼンチン)で演奏して以来世界各地で演奏活動を行う。2004年~2007年はペルーに在住し、数多くの巨匠達と交流を深め彼らのもとで音楽を学びながら、アンデスの村々を旅し音楽採集を行い、その音源を基に数々のCDを発表。
おもな受賞
・ アルゼンチンコスキン音楽祭日本代表審査会 1位(最年少)
・ 日本ギターコンクール高校生の部 1位
・ 埼玉ギターコンクール 1位
・ アムランコンクール(ラテンアメリカ音楽コンクール) 2位
・ 日本ギター音楽大賞2位
・ 日本J.Sバッハギターコンクール3位
・ J.Sバッハ国際ギターコンクール4位(ドイツ)

イルマ・オスノ(歌手)

ペルー南部山岳地域の街アヤクーチョは民謡の宝庫と言われるほど美しい音楽がある地域。イルマオスノは、アヤクーチョの田舎ビルカス・ワマンに生まれ、12歳までインカ帝国の公用語だったケチュア語だけを話し(ペルーの公用語はスペイン語)、羊や山羊、牛馬の世話をしながら自然に音楽を覚えた歌い手。

青木大輔(サンポーニャ)

幼少の頃、南米アンデス地方のアシ笛、サンポーニャをペルー人に学ぶ。小学生の頃より、各種イヴェント、コンサートに出演する。その後日本各地で演奏活動を行い、アンデス音楽、フリーミュージックなどを演奏し独自の演奏スタイルを追求する。
2010年頃より、ギタリストの笹久保伸らとアート運動:秩父前衛派の活動を始める。粟津潔の劇画『すてたろう』に笹久保伸とともに音楽作品を収録し書籍&CDとして発売中。映画「PYRAMID」(監督笹久保伸)に出演し、2016年山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映。アンデス音楽、即興、図形楽譜などを演奏し、独自の音楽を追求している。