今週日曜日はいよいよ『飯館村の母ちゃんたち』の上映会です。
ぜひぜひ1人でも多くの方に観ていただきたい素晴らしい映画です。昨日、21日には「FMおかやま」にて映画の紹介をさせていただきました。
何気ない日常はこんなにも愛おしいんだ・・・。と改めて感じました。映画のおばあちゃん2人は笑顔がいっぱいに今を生きています。でもとても切ない気持ちになります。全てを奪った原発事故を私たちは簡単に受け入れてしまってはいけない。絶対に慣れてしまってはいけない。
そして、それはそのまま自分にふりかかってくる問題。
反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラー氏の言葉
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義ではなかったから 彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった そして、彼らが私を攻撃したとき |
時代背景、戦争と原発とでテーマは大きくは大きく違うけど、国家が国民である私たちをどのように捉えているのか、災いがどのように自分の身にふりかかってくるのか、とても示唆にとんだ言葉であり、いまの日本に通じるところがあるように感じます。