動画『終わることのない、廃炉の現実』

プロジェクト役員の渡辺が
動画『終わることのない、廃炉の現実』
というタイトルの動画を制作しました。
私はバックミュージックに三味線の音を入れました。

 

以下渡辺の文章です。

2020年3月11日で9年目を迎える、福島第一原子力発電所事故
いまの廃炉の状況を理解し、今後の行く末を考えるための動画を作りました。

概要を書くと、
福島第一原子力発電所は、コンクリートで覆われたその外観とは裏腹に、原子炉の中はほとんどまだわかっていません。880トンと見積もられる燃料デブリがどこにどれだけあるのか誰も知らないのです。
そして、このデブリをすべて取り除かない限り、福島第一原発は廃炉にできません。過去のシビアアクシデントの例から見るに、僕はこの原発を廃炉にするのは無理だと思っています。何百年という単位で管理が必要になるこの原子炉、地震大国の日本がいつまで抱えていられるのでしょうか。

もし動画を見て興味を持たれた方は、こちらの方に文章でより詳しく書きましたのでご一読いただければと思います。
http://umaebina.com/fukuichi-2019