三田茂医師の講演会を開催します 2017.07.29

2017年度の夏保養開催中に、岡山市内で開業医をしている三田茂さんを前島にお迎えし、講演会を開催します。

三田医師は、東京都小平市で開業医をしていましたが、福島原発事故後、原発から200キロ以上も離れた東京に住む親子たちに放射線の影響と思われる症状が現れていることを3000人以上の診察、甲状腺エコー検査や血液検査を通して確信。患者たちに危険性を伝えるとともに、自身が東京に住み続けている矛盾に葛藤を続け、2014年、ついに東京の医院をたたみ、見知らぬ地である岡山で新たに開院するに至った人です。

今回の講演会では、医療の現場に立っているからこそ見えてくる放射能の影響の実体についてお話してくださいます。

参加費は無料なので、ぜひみなさまお越し下さい♫

日時:2017年7月29日(土)14:00〜16:00
場所:啓明学院前島キャンプ場(瀬戸内市牛窓町牛窓5888-5)
参加費:無料

三田茂プロフィール

東京都小平市で親子二代にわたって開業医をしていた三田茂医師は、2014年の4月に、自身の医院を岡山市の中区へと移した。
3.11の前から、医師会の理事として地域の災害対策に積極的に関わってきた三田医師は、福島原発事故後、他の医師たちが敬遠しがちな被爆と健康被害の関係解明に尽力。
子どもを含む首都圏在住者3000人以上の診察、甲状腺エコー検査や血液検査を行い、放射線被爆の影響と思われる血液や身体の変質を独自に統計化。
福島から200キロ離れた関東エリアであっても、旧ソ連で「チェルノブイリエイズ」と呼ばれた、免疫力低下などの身体機能の脆弱化が起こっていると警鐘を鳴らしている。
岡山へと三田医院を移したのは、医師として、首都圏に暮らす人たちに移住や保養を促す一方で、東京で医療活動を続けることへの葛藤からだった。
いまでも多くの人が三田医師を頼り、全国から診察に訪れる。

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