沖縄・球美の里へ

この旅の最終は、今回最大の目的でもある『沖縄球美の里』への視察を兼ねた交流会。球美の里と は、2011年の東日本大震災、及び、福島第一原発事故で被災した福島の子どもたちの健康維持を目的として設立された保養施設です。
日本で唯一 、通年の保養をしているというと言うのが最大の魅力!
私自身も保養活動をしているため、ぜひ一度行ってみたいなぁ。お話を聞きたいなぁ!と常々思っていた場所なだけに、今回快く受け入れて下さり大感激💓

沖縄本島から約100km離れた久米島。とにかくとんでもなく海がキレイで、最高に穏やかな時間が流れている島。そんな場所で放射能を気にせず過ごせる喜び。
施設長を務めるヒロさんは郡山出身。3.11後に家族で久米島へ避難移住。
広い庭園の手入れから、施設の管理、そして三度の食事作りまで全てやってしまうパーフェクトな方。
こだわり抜いたオーガニックで揃えた調味料。ピカピカのキッチン✨✨✨
図々しくもお昼をご馳走になってしまったけど、手間暇かけた『酵素玄米』に地元の食材を使用した『もずくと野菜のかき揚げ』や『クーブイリチー』(昆布とこんにゃくの炒め物)など。その腕前はもちろん!愛情のこもった優しい味に誰でも元気になっちゃう❣️とつくづく感じました。
ヒロさんは私の父のことも知っていたり、共通の知り合いの多いことにびっくり。
施設を案内してもらい、色々と保養の話を聞かせてもらい大満足💓
お礼と言うのはなんですが。。福島から参加のご家族やスタッフの皆さんに三味線を聞いてもらいました。
お土産にヒロさんお手製『サータアンダギー』と宮崎駿さんのロゴ入りTシャツまでもらってしまい感激😆

『保養ってまだ必要なの?』と言う声が聞こえる。
壊れたフクイチ、垂れ流す汚染水。被ばくの影響に不安を抱えて暮らす人たちの選択肢として、14年目を迎える今も「保養」のニーズは高い。
福島や東日本では、放射能の健康への影響について率直に語り合うことができない空気がまだあり、そのこと自体が大きなストレスとなっている。
子どもたちに思いっきり野外で遊んでもらい、参加者がリラックスして普段語れない不安や疑問について、他の親たちと共有する場を提供できる『保養』というのは、とても大切なことだと強く感じる。けれどこの活動を維持していくのは大変なこと。年々減っていく保養に『忘れないで』と言う声も多く届く。

『これからもお互い頑張ろうね』とヒロさんと励まし合い、今後の交流も約束して久米島を立ちました。
突き抜けるあおい空に『私もまだまだ頑張るぞ〜✨』とさけびました😁
この春で14回目の3.11を迎えます🌸