福島県飯館村の長谷川健一さんの死というショックな訃報が届いた
２２日、甲状腺がんで死去、たった６８歳という若さで。。。
原発事故当時、飯舘村前田地区の区長をし、東京電力福島第一原発事故に対する元「飯舘村民救済申立団」団長を務めていた。
沢山の映画にも出ていたし、本もあった。全国どこにでも駆けつける活動的な元酪農家の長谷川さん。
二度ほど脱原発のイベントで一緒になり、お話をさせてもらった。
保養の活動についても話をし、今度岡山へ来て欲しいとお願いしたら、是非！と言って名刺を下さった。
でも一昨年の春、講演会の企画をしたいと電話を入れたら、自分は飯館村で生きていくことを決めたので、当分活動は中止にしようと思う。いま一生懸命荒れた牧草地に蕎麦を植えてる。飯館村産の蕎麦は売れないけど、何かやらないと！と話してくれた。
講演会を断った理由が飯館村に住むことを選んだこと。その地で生きる決意に私は凄く動揺したけど。。。でも熱く語ってくれて嬉しかった。
こんな早い最期なんて。。。一瞬で人生を奪った放射能はやっぱりこわい。
長谷川さんのご冥福を祈るしかない。
